倫理法人会とは

倫理法人会は、一般社団法人倫理研究所の法人会員によって組織された会です。
「企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を」をスローガンに、まずトップ自らが純粋倫理を学び、
変わることによって、社員や社風を変え、健全な繁栄を目指しています。

職場の明朗化と企業の活性化のために「倫理経営講演会」「経営者の集い」等を開催しています。
また、経営者の学習活動として、毎週1回、朝6時から全国670ヵ所で「経営者モーニングセミナー」を
開いています。
各職場では、毎朝『職場の教養』を活用した朝礼を実施。喜び溢れる働きの輪を広げています。
倫理法人会員数は約6万2千社(平成26年8月現在)です。



社会教育の団体です。

一般社団法人として〈研究〉〈教育〉〈出版〉〈普及〉の諸活動を行っている他、
文化活動や環境美化活動にも力を入れています。
構成員は、活動の趣旨に賛同する全国各地の個人及び法人の会員です。
創立は昭和20年9月3日。敗戦後の国情の混乱により、道義が退廃した国の姿を憂えて、
創立者・丸山敏雄が倫理運動を創始した日です。
昭和21年に「新世文化研究所」を設立。

昭和23年に社団法人の許可を受け、昭和26年「社団法人倫理研究所」と改称しました。
平成25年9月2日より、「一般社団法人倫理研究所」と名称変更をいたしました。
現在では日本全国はもちろん、アメリカ、ブラジル、中国、台湾、韓国等にも
倫理運動の輪が広がっています。

21世紀が到来し、国際化やIT革命などの大変動の時代を迎えています。
しかし、衣食住をベースにした生活や人間関係の基本はいつの時代も変わりません。
物質世界には物理という法則があり、肉体には生理という法則があるように、
人間生活にも倫理という法則があります。

人が生きる上において、人と人、人と物、人と自然との関わりにおける不変の法則が存在しているのです。
倫理研究所はその生活法則を「純粋倫理」と呼び、学問的に掘り下げつつ、日常生活での実践を奨励し、
日本のみならず世界に普及する活動を展開してきました。
さらに、地球環境の破壊が懸念されるにいたって、2代目理事長・故 丸山竹秋は「純粋倫理」に根ざした
「地球倫理」を提唱、倫理研究所はその研究と推進に全力を注いでいます。



万人幸福の栞

守れば必ず幸福になり、はずれれば不幸にならざるを得ない厳然とした日常の法則。
また、人と人・物・自然とのあるべきあり方を律する自然の法則が『純粋理論』です。
倫理研究所を創設して『倫理』を宣布した丸山敏雄氏は、そのエッセンスを
17ヶ条の標語にして生活の指針としました。

それが『万人幸福の栞(しおり)』です。

第一条 今日は最良の一日、今は無二の好機

第ニ条 苦難は幸福の門

第三条 運命は自らまねき、境遇は自ら造る

第四条 人は鏡、万象はわが師

第五条 夫婦は一対の反射鏡

第六条 子は親の心を実演する名優である

第七条 肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号

第八条 明朗は健康の父、愛和は幸福の母

第九条 約束を違えれば、己の幸を捨て他人の福を奪う

第十条 働きは最上の喜び

第十一条 物はこれを生かす人に集まる

第十二条 得るは捨つるにあり

第十三条 本を忘れず、末を乱さず

第十四条 希望は心の太陽である

第十五条 信ずれば成り、憂えれば崩れる

第十六条 己を尊び人に及ぼす

第十七条 人生は神の演劇、その主役は己自身である